2013年のACGが開幕。併催のHIKで気になるクルマを発見

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風は強かったものの、爆弾低気圧の接近により予想された荒天は一足早く通過。晴天の元、4月7日に東京・お台場で行われた2013年シーズン1回目のACG(オーディオ・カー・ギャラリー)。爆音を轟かせて、ドレスアップしたクルマがいっぱいだ。


さすがに、この年になるとお腹いっぱいで、早々に退散してきたが、若いっていいよねって感じw。そのクルマやオーディオに費やす熱意をずっと継続してもらいたいものだ。
お台場にオーディオカー&ドレスアップカーが集結
ところで、今回のACGは、いつものようにSBM(スタイル・ボックス・ミーティング)と、今回初めてHIK(ごめんなさい。なんの略かはわかりません…)との3イベント共催。そっちのほうも覗いてみると、ちょっと気になるクルマを発見。アルファのデモカーとして展示していた、オートガレージ・ヒデ制作のCR-Zだ。

なにが気になったかというとインパネ。iPad miniが埋め込まれていて、Ipad miniの音楽をガンガンに再生している。もちろんビデオだってみられるし、YouTubeの動画も見られる。またNAVIelite カーナビ 渋滞情報プラス(ナビエリート)というナビアプリをダウンロードしてあって、カーナビにもなる。しかも渋滞情報付きだ。ヘッドユニットは、カロッツェリアのDEH-970(36,750円)。この組み合わせで、AVナビ並みか、それ以上の機能が手に入るのだ。
CR-ZのインパネにiPad miniが。デッキは下の小物入れの場所に。
もちろん、iPad miniはセルラーモデルじゃないとGPSを内蔵していないので、ナビアプリをインストールして、カーナビとしても使うなら価格が安いほうのWi-Fiモデルでは適さないし、車速信号をつないだAVナビよりは、トンネル内などGPSの電波が捉えられない場所での測位精度は落ちる。が、クルマ好き、ドライブ好きなら、常時、自車位置が正確じゃなくても、ドライブに支障はないだろう。

と考えると、この組み合わせはとっても魅力的。TuneIn RadioやRadikoなどのインターネットラジオのアプリをインストールしておけば、世界中のラジオ局の音源が楽しめるし、インターネットを見たり、FBなどのSNSを見たりも自在。画面サイズが9.7インチのiPadじゃあ、車内にセットするのにちょっと大きすぎるが、7.9インチのiPad miniなら、1DINサイズより大きいものの、インパネに組み込む気になれば組み込めるサイズだしね。

Exomount Tablet S
ちなみに、このCR-Zの場合、iPad miniをインパネに組み込むためのオリジナルパネルを造るのと、カロッツェリアのデッキを純正小物入れがあった場所に移設するのに、約10万円ほどの工賃がかかるとのことだが、もっと簡単に済ますなら、車載ホルダーで装着する手もある。例えばこのExomount Tablet Sなんかは、ダッシュボードから下に垂れ下がるようにセットできるから、視界の妨げにならずにすむ。ダッシュボードが平らなクルマじゃないと、設置は難しそうだが、装着可能なクルマにはおすすめだ。

純正のクルマのインパネは、5年後か10年後かはわからないが、いずれタブレット風の操作が主流になっていきそうな気配もある。iPad mini+USB対応デッキで、その感覚を味わうのもアリだ。ちなみに、もっと高音質を狙いたいから、デッキはカロッツェリアDEH-P01(105,000円)にしようかな、と考える人もいるかもしれないが、DEH-P01はUSBの出力が1A(アンペア)だから、iPad miniのフル充電は難しい。対して、DEH-970は2A出力だから、きちんと充電できるそう。また、純正ステアリングリモコンと連動させられることもあって、DEH-970を選んだのだそうだ。